神社って何?
◆起源◆
■神社とは
神社とは「神を祀る場所」のことを指します。
しかし、中には神様を祀る「本殿」のない神社もあります。
(例えば、奈良県の大神神社は御神体が
三輪山という山そのものの為、本殿は存在しません。)
実はこの大神神社のスタイルの方が本来の神社の姿に近いのです。現在のように神社という建物を作り、神々を祀るようになったのは、仏教が伝来し、寺院を建設する習慣が浸透してからと伝えられています。
つまり、それ以前は、常設の建築物として神を祭るような機能を持った神社はほとんど存在しなかったのです。
古来より日本には「八百万の神」がいると言われるように、仏教が伝わる前、日本人は森羅万象の中から様々な神を認識し、
崇拝してきたとされています。
(天照大神をはじめ、菅原道真のような実在の人物が神様になったケース、
土地の守護神である産土神、氏神など、実に多彩な神様が信仰されていたと伝えられています。)
当時は、神様を丁重にお迎え、一緒に楽しいひとときを過ごす事が、様々な御利益につながるとされていました。(これが現在の「お祭り」の起こりとされています)
その為、祭事を行う際は、その都度臨時の祭場を設け、豪勢な料理をしてお供えし、神楽を演じることで神々をおもてなししていたと言われています。
この頃の神社は、現在の神社でのお祭りとは違い、毎回お祭りが終われば臨時の祭場は撤去されていたそうです。この事から、「神を祀る」というよりも「神をおもてなしする場所」としての役割が強かった事が想像されます。
現在でも、日本の様々な場所に無数に残っている「神社」ですが、立派な社殿を持つ神社もあれば、オフィス街のビルの谷間にひっそりとたたずむ小さな祠のような神社もあります。
それらは規模の大小はあっても、全てが古来から長く祀られた神様の降臨する神聖な場所なのです。
機会があったらご近所の神社の由来などを調べてみて下さい。きっとその土地にまつわる興味深い逸話があるはずです。
